lonelyness everyday

輝いた明日があるはずもないくせに

虚ろな十字架

パラドックス13の文庫と迷って先にこちら

 

死刑制度がテーマの話だったんですが、死刑が罰ですらなくなってしまう可能性(被告が反省しないまま執行される場合など)があること、死刑によって少なくとも『彼に殺される人間はいなくなる』ということ、など色々考えさせられました

 

小夜子に関しては自分の正義を他人に押し付けすぎたのではと思います

 

遺族を取り扱った作品という点では、わたしはさまよう刃の方が響いたかなあ