lonelyness everyday

輝いた明日があるはずもないくせに

黒夢:黒夢 DEBUT 20TH ANNIVERSARY THE SECOND COMING OF 1994 地獄ノ三夜 第三夜『奈落』@Zepp Namba

SE.開化の響

  1. 百合の花束
  2. masochist organ
  3. neo nude
  4. aimed blade at you
  5. 寡黙をくれた君と苦悩に満ちた僕
  6. 意志薄弱
  7. COMICAL
  8. Bass Solo
  9. MISERY
  10. utopia
  11. CHANDLER
  12. Autism~自閉症
  13. & Die
  14. 十字架との戯れ
  15. UNDER…

 

EN.

SE.開化の響

  1. for dear
  2. romancia

 

千秋楽です

今日のチケットは3日間で1番良かったんですが、何故かお友だちが自分の2桁のチケットと交換してくれました(´;ω;`)

お陰で2柵目で観ることができて…京くんの輪郭のサイン会のチケットもいただいてしまったり本当いつも感謝しています(´;ω;`)うう

 

本日のセットは階段、階段の先に絞首台、そしてサイドには百合

 

SEで幕が開くと、絞首台の前の階段上に百合の花束を持った清春さん

マイクスタンドも百合まみれ♡

(百合の花束が終わると普通のマイクスタンドに交換w)

開化の響の途中でドラムのカウントが始まり、ゆっくりマイクスタンドに向かって清春さんが歩いてきます

 

今日の最初の衣装は黒のスカーフを頭に巻き、白のロングシャツ、黒のベスト、黒のロングジャケット、黒のリボンネクタイ、そして細身パンツの上から黒のスカート(?)

髪は外巻きでした

 

曲間のSEはパイプオルガンぽい音が多かった気がします

 

ずっと聴けることを楽しみにしていた、寡黙をくれた君と苦悩に満ちた僕、サビがアレンジされていてとても素敵でした

目そらした My Darlin'

のところでは目の上に手をかざしたり

これ位そばに居て

のところで、『これ位』を手で表現していたり…

 

その次の意思薄弱では、お立ち台の上に座って弱々しい姿を演出

なんていうか、ステージの上で次々と曲のPVを観ているような気分でした

 

Bass Solo後の衣装は黒のカットソー、カーディガン、首元はゴールドのアクセを重ね付け、髪はハーフアップ

それから身だしなみチェック用のミラーがたぶん昨日のせいで割れていてBass Solo中に新しいものに交換されていましたw

 

激しめのutopia、CHANDLERを経てAutism~自閉症~、

「僕はおかしい!僕はおかしい!」

と連呼しながら寄り目、自分の舌を触る、マイクを置いて上手でおかしくなるなどなど…マイクを置いてどこかに行くのはよくある光景ですがw

そのたびにスタッフさんがマイクを持ってきて清春さんに渡すんですが、この曲のときは清春さんは気付かないふりを貫いていて、背中にやった右手に一生懸命握らせていました

清春さんのスタッフへの信頼感がとても好きです

あとさりげなくスタッフさんに音量などのサインを出すところ♡

 

次の& Dieは、初日(下手のスピーカー前)と位置が違ったからか聴こえてくる音が違ってサビになるまで何の曲なのかわかりませんでした…不覚…

そしてこのあたりでとうとう両手に巻いた包帯を取り去ります

 

十字架との戯れで思う存分、一生分の十字架を切ったあと、UNDER…で清春さんは奈落へ

 

アンコールでは赤いフリルシャツ(何色展開なんだろう…胸元のフリルの縁はこれも黒)、黒のコートでした

今日はスカーフはずっと同じものを巻いてたなあ

 

棘も開化の響途中で始まり、最後の

「Un Deux Trois!」

から間髪入れずfor dearへ

ファンに歌わせながら少し微笑んでいました

この3日間で公演中に笑みが漏れるのは初めてでした

少し肩の荷がおりたのかな

 

for dear、

忘れられない 遠ざかる香り

で後ずさりながら手を振る清春さん

ほんと行かないで捨てないでこれ位そばに居てって感じです(´;ω;`)うう

あと上手に遊びに来ていた人時さんに後ろから抱きつく清春さん(´;ω;`)ううう

 

最後のromanciaでは

「ラーラ ラーラ ラーラーララーラーラ」

で大合唱が起こります(/_;)

 

曲が終わるとromanciaのSEの中、両手を鎖に縛られた清春さんが立ち上がろうと、鎖をほどこうともがき、鎖を捨てて自由になったところで閉幕

もがく清春さんを観ていると、やっぱり黒夢というものが清春さんの鎖になっているんじゃないかとか色々考えてしまいました…うまく言えないんですけど

 

カーテンコールはこの3日間で1番早く(どんどん着替えるのが素早くなっているもよう)、グレーの無地Tシャツに戻っていました

いつもそうなんですが、客席を照らすように指示する清春さんが本当に好きです

 

いつも通り上手、下手と挨拶し、サポートメンバーの2人を出迎えて挨拶、2人が捌けたあと清春さんのMCタイムです

K-A-Zさんは出てくるときに、最初に清春さんが持っていた百合の花束を清春さんに渡していました

清春さんはそれを投げてくれたんですが、またしても微妙に距離が届かず(ガッカリ

 

「今日で大阪、地獄の三夜、終了しました」

「1日でも、大阪3日間、名古屋3日間、東京も3日間、1本でも、2本でも、3本でも、6本でも、全部でも、来てくれた子たち、ありがとうございました」

「今回僕らはコンサートと思ってなくて、見世物…出し物、演劇…こう言ったら怒られるかもしれないけど、歌舞伎のような感覚で(笑)…23年前の黒夢を、今の僕らのベストで、できるだけ23年前に近づけて…本当に思っていたより、想像以上に、素晴らしい公演になって…もう現在の黒夢を捨ててローマ字(kuroyume)とかなかった頃の黒夢に戻ろうかななんて話も、……なかったんですけど」

人時さん苦笑、会場爆笑w

 

「今回やってみてわかったのは、僕らはヴィジュアル系をやりたかったわけじゃなくて、何かを表現しようともがいてたんだなって」

「いつも僕らのこと追いかけてくれてる子たちはこれがいつもの僕らじゃないってわかると思うんですけど、初めて僕らを見る子たちはこれが今の僕らだって思うかもしれないし、若いバンド(の再現ライブ)と同じ感じで見てるかもしれないけど…それは不本意なのでw僕らとは意味が違います(迫真)」

「7月からは、夢は鞭、BEFORE THE NEXT SLEEP、人時くんの誕生日から始まるんですけど、それは現在の黒夢、最新の黒夢…最新ではないかもしれないけど、僕らの中では最新の黒夢、2014年の黒夢に戻ります」

「大阪はとりあえず…なんばHatch?(人時頷く)です」

「今年20周年、デビューして20年、活動再開して5年…非常に区切りのいい年です」

「94年にデビューして、98年…正確には99年の1月に解散…5年活動して、今また5年活動して…今このタイミングで区切りとして50本のツアーをやるということで、…ホールもないし、途中でやめてしまうかもしれない(笑)、また仲が悪くなってしまうかもしれない(笑)」

人時さんも会場も苦笑⊂⌒~⊃。Д。)⊃

 

「けど、僕らも大人になったので…大人なんですけどw……大人よりも大人になりました」

「前みたいに悪い意味で思い出に残るようなツアーじゃなくて、本当の意味で思い出に残るようなツアーにしたいと思ってます」

「なので明るい気持ちで来てください、…大阪…京都もあるし、滋賀もある…滋賀は彼(人時)の、ね、趣味もあるということで」

人時さんとても嬉しそうに目を輝かせて清春さんに深々とお辞儀するんですが、照れた清春さんに払いのけられてしまいます。゚(゚´ω`゚)゚。かわいい。゚(゚´ω`゚)゚。

 

「明るい気持ちでって言いましたけど、本当に1つの区切りなので、必ず観ておいてください、僕らの存在を」

「今日は地獄の三夜、大阪千秋楽、来てくれてありがとうございました」