ここ10年間にリリースされた3枚のアルバムは、毎回お気に入りの1曲を見つけて、そこから紐解いていく感じで聴き込んでいて、それこそ正座して聴く勢いで気合いを入れて向き合わないと振り落とされてしまうような気持ちでリリースを待っていたんですが、ARCHEはライブで聴いたときからとても受け入れやすい、耳にしてすぐに、あっこれ好きかも!と思える曲ばかりで逆に新鮮で
方向性が大幅に変わっていても、それでも音楽性の違いによりファンをやめますなんてことにならないのは、芯が強固で、どの部分を切り取ってもDIR EN GREYらしさを感じることができるからなのではないかなと思います
とにかくARCHEは最高傑作です
現在のイチ推しは、心夜さんの
「俺が作った曲。」
アピールによりCause of ficklenessです
貴方だけしかいない 気が合うフリで
終わらせない
貴方だけでいいから 今すぐ愛して
のフレーズがとにかく好きで好きで
鱗も大好きです
貴方次第で
のところがライブパフォーマンスも含め最高です
歌詩のみの話に絞ると、濤声の
貴方色に変わって
と、懐春の
貴方だけの色に染まれれば
だったり、咀嚼の
小さくて 顔の似た 貴方の求めた私
と、てふてふの
私に似てたあの子
だったり、リンクしているのかなと思う表現が曲間でいくつか見られたので、それが気になる…
咀嚼
- 毳立った(けばだ)
Cause of fickleness
- fickleness(fɪ́kəlnəs):心移り、浮気
濤声
- 濤声 (とうせい) :波の音
輪郭
- MINERVA:詩・医学・知恵・魔術などを司るローマ神話の女神であり、音楽の発明者
Chain repulsion
- repulsion:反感、嫌悪
Midwife
- midwife:助産婦
懐春
- 懐春:年ごろになって春情を抱くこと
空谷の跫音
- 空谷の跫音:退屈でさびしい暮らしを送っているところに、思いがけなく人が訪れたり嬉しい便りがきたりすること
The inferno
- inferno:地獄
Revelation of mankind
- 時花:その季節の花。
てふてふ