SE.ZERO
- FAKE STAR
- 13 new ache
- I HATE YOUR POPSTAR LIFE
- SPOON&CAFFEINE
- BARTER
- 解凍実験
- カマキリ
- MIND BREAKER
- CAN'T SEE YARD
- Bass Solo
- gossip
- ゲルニカ
- アロン
- MASTURBATING SMILE
- Suck me!
- C.Y.HEAD
- CANDY
- 後遺症-after effect-
- Sick
EN.1
- 新曲(Reverb)
EN.2
SE.開化の響
- 棘
- for dear
- Miss MOONLIGHT
EN.3
- ミザリー
- 少年
EN.4
- LIKE@ANGEL
代々木のときはとにかく復活してくれたことが嬉しくてたまらなくて、去年から何故かライブが終わると寂しくてたまらなくなって、どんどん重症化しているなと感じる今日この頃です
日本武道館にもかかわらず紗幕もなく、バックドロップもライブロゴのみ、ステージの両脇にメンバーを映すためのスクリーンが1つずつあるだけという極めてシンプルな演出でした
そしてSEのZEROに合わせて1人ずつメンバーが出てきます
清春さんはテラテラの黒ジャケットと黒パンツ、黒の深いVネックの背中が透けた薄ニットに十字架のネックレスをいっぱい着けているというシンプルめな出で立ちでした
最初に清春さんにスポットライトが当てられたまま人時さんが
「今日は平日なのに来てくれてありがとう、今日は興奮してライブをしたいと思ってるので、みんなも興奮してください」
清春さんは
「the endのから5年?ですね…MC終わり」
と挨拶w
そんなやる気のなさそうな滑り出しから一転、
「ちゃんと見てて」
と一言発して始まった解凍実験
冷凍されたある人間の心臓を
ガスバーナーで解凍せよ
直ちに解凍せよ
のところで背後に10本設置された筒から炎が飛び出し、さらに
Ice melt into blood tears
で1単語ごとに1本ずつ火を噴く演出!
そして最後はスクリーンにメンバーを映しながら
BLOOD TEARS
の文字も揺れ動き、そのままカマキリへ
カマキリのあとはしばしMCタイムでした
「武道館って思うと武道館になるから、ここは武道館じゃないです」
「ここは…オランダ…の、大使館…の、庭………今のナシ!面白くなかった!取材のみなさん!書かないで!WOWOWでもカットします!」
「今20:11なんですけど、20:06くらいからしゃべり始めたんですけど、20:15くらいまでなかったことになるんで」
「もう1回最初からやろうかw」
「WOWOWで今日のライブやるそうです、見ておくんなまし…だから今日はやり直しできないんです…残念なお知らせ」
「今日見渡す限り男だねw男ー!」\ヴォーイ/
「男ー!」\ヴォーイ/
「男ー!」\ヴォーイ/
「おんなのひとー」
「おんなのひとー」
「いつまでも老けないおんなのひとー(棒)」
「女ー!」\ヴォーイ/
清春さんファンのことをBBA扱いしすぎです(プンスコ
MIND BREAKER、CAN'T SEE YARDと続いたあと、人時さんのBass Solo♡
清春さんのお着替えが思ったより時間がかかり、人時さん2回ほど裾に確認しに行きますw
そしてようやく戻ってきてBass Soloが終わったあと、人時さん
「はあ…はあ…はあ…」
と息切れしていて、客席から\がんばれー/と声が上がったんですが、
「頑張れ言うなww」
「頑張るのが当たり前でしょ?みんなも頑張ってるでしょ?俺たちも頑張ってるもん、頑張れなんて言っちゃいけない」
と半ギレw
わたしはこれを見て、人時さんは清春さんのイエスマンじゃなくて、ちゃんと2人で黒夢をやってるんだな、と安心⊂⌒~⊃。Д。)⊃
戻ってきた清春さんはスカーフの柄のようなセットアップの中に、ダメージ加工で前面に柄が入った白タンクでした
「なんか今まで暖房入ってたらしいよ!どう?びっくりだよね……暖房が必要なひとたちだと思われてるんですよあなたたち」
全席指定でそんなに暴れない割には暑いなと思ってました(^q^)
「こっちからは君たちが(照明で)全然見えない、僕視力ものすごくいいんでいつもは後ろまで見えるんですけど」
代々木のときもそんなこと言ってた気がします('ω')
スタッフさんに指示して照明を落としてもらい、
「ああやっと見えた…みんないたのね」
「もう僕ら今までずっとダンボールの中でやってる気分でした、ねえ?あ、もういいです(照明を戻してもらう)…ああまた何も見えなくなった」
「ほんと平日なのに…こんな…忙しい…給料日後に…」(笑)
「チケットも9600円でねえ?黒夢だから9600円、安いかw…嘘嘘、高いよね、高いよね…黒夢舐めてるよね…黒夢、ファンのひとたちの財布の中舐めてるよね…」←他人事
「最近僕らの曲がCMで流れてるでしょ?こういうの久し振りだなーって…あの映画怖いなーってw」
「avexありがとう」
「でもなんか黒夢って文字大きいよね?映画のクレジットって普通さ…ふじこちゃんみたいなさ…大きい乳首みたいな文字でさ………そこ引くとこじゃないよ?もう引く歳じゃないでしょ? 大きい乳首みたいな文字で黒夢ってさ…ライブは下ネタ得意なひとが来る場所ですよ」
「じゃあそれ(ゲルニカ)やります、たまたま今日までやったことなくて、初めて歌うんですけど、緊張しながら歌います」
と、真面目にゲルニカ♡
'13 FINALのときギターで弾いていたのでどこかで演ったのかと思っていました('ω')聴き惚れます
そして曲が終わり、清春さんがドラム前に戻って裾に向かって何か指示を出してアロンのイントロが流れ出したんですが、すぐに人時さんが両手を振って止めてしまいます
会場内はふふふ、という感じで温かい雰囲気にw
「武道館だから失敗しないようにってするとこうなる」
「僕ら今回結構練習に励んだんですよ…ねえ?僕も結構練習に参加して……練習しても失敗する、練習しなくても失敗する、じゃあ本番やらなきゃいいじゃんって…じゃあ何やるんだって話ですけど」
「ちなみにこの失敗はあったことにして!」
「僕は三代堅さんの後ろの子にこーであーでって言ったんですけど、三代堅さんが自分だと思ってオッケー!って(イントロの同期を)押しちゃって、違うよ違うよ~ってしたら人時くんが勘違いしてストップストップって言って止めちゃって……ダブルプレーですね」
「岐阜弁で言うとねえ、でら間違えたが(爆笑)」
そんな声を上げて笑う、笑いが止まらない清春さんに全員爆笑w
「昔とか、ほら、復活した直後は仲悪かったからさ、間違えるとチッチッて思ってたんですけどw」
人時さん苦笑い
「こうやって空気を変えるのもボーカルの仕事!これね、バンドやってる子たちいると思うんだけど、歌うことより大事だから!」
「空気変えましたよ(ドヤ顔)…曲順変えよっか、あと7曲……」
とぶつぶつ言う清春さんを見守りながらアロンへw
Suck me!ではモニターを引き抜いてスクリーンに映し、
「S, U, C, K, M, E…何て読むの?」
なんて一幕もw
スクリーンの真下まで行って、スクリーンに映る自分を見ようとする清春さん鬼カワでした
そんなこんなで本編が無事(?)終わり、アンコールで出てきた清春さんは今度は赤チェックのガウンw
そして嬉しい予告MC!
「3月から戦国無双に僕らの新曲が使われるんですけど、今までのアーティスト見てると僕らでいいのかなって………でも今までで1番かっこいいです」
「今からそれ演ります」
「今日アルバム黒と影が出て、今日のライブも黒と影ってタイトルで…でも全然やらないっていうね」
「たぶんこの中には昨日アルバムを買いに走ってくれたひともいれば、YouTubeでちょっと見るくらいしか僕らに触れたことない子もいると思うんですけど、演ったことない曲にすれば条件一緒になると思って」(おお…という声)
「僕らのとある曲を非常に模した感じになってますwでもかっこいいです」
新曲、サビがめちゃくちゃかっこよかったのでリリースが楽しみです♡
そして1曲だけでまた捌けてしまったなと思っていたら、間髪入れずスクリーンに百合の映像、そして聴き慣れたSE…開化の響…( ゚Д゚ )
そしてメンバーが再び登場し、まさかまさかと思っていた通りの棘!!
そこで終わっていればまだ平静を保てたんですが、さらに続けざまにfor dear…一張羅でfor dearは反則すぎます(/_;)
置き去りは君なのか?僕なのか?
終わりが解り 幻滅の予感
このあたりでTHE LAST 1.29というフレーズを思い出し、胸がズキズキ…
for dearが終わり
「もう1曲」
と一言残して始まったのは、天地が逆さまになっても演らないと思っていたMiss MOONLIGHT
月の明かりを表しているかのように突然様々な色で強くなるスポットライトに壮大なイントロで、胸がいっぱいになってしまいました
呼び捨て合えた 淡い一時
のところで人時さんを指す清春さん、
「Oh Miss Moonnight」
のコーラスをしながら若干泣いていたように見えた人時さん、
「Cry For The Moon」
のコーラスに合わせて
Cry For The Moonlight, Miss Moonlight, Miss Moonlight
を歌う清春さん、すべてが幻想的で、歌詞の通り、もう取り戻せないものに思えて、泣けて仕方がなかったです
そして3回目のアンコール、いよいよ大切なお話の時間になりました
清春さんは臙脂色のハットとブーツ、そしてクリーム色の深いVニット
「大人になるとわかることと、大人になってもわからないことがあって…僕は娘が2人いるんですけど、他のひとよりわからないことが多くて…人時くんも、や、人時くんは僕より少しは知ってるんだけどw、みんなの中には僕らよりもっともっと知ってるひとがいて」
「でもいっぱい知ってるひとたちが、何も知らない僕らのライブをこうやって見に来てくれて」
「デビューして20年、インディーズの頃を含めると91年結成だから23年?人時くんとはその前も一緒にやってたから25年、人生の半分以上を見てきて…でも20年なんてまだまだで、その間に戻ってきたひと、出て行ったひと、天国に行ったひと…僕らも1回解散してるし」
「アルバムもう買って、聴いてくれたひと、どうだった?」(拍手)
「僕は今回ほぼ座ってただけなんですけど、ほとんど人時くんが……復活してから人時くんの偉大さを知りました」
「1月29日に解散して、復活してからもこの1月29日っていう日を大事にしてきたんですけど、今日でそれもやめます」
「最初の活動が5年、復活してから5年、気付くのにやっぱり5年かかるんだなって……2月にZEROと銘打ったライブをやるんですけど、そこで僕と人時くんはゼロになります、もう復活直後の黒夢の影というか幻影に囚われるのはやめます」
「正直バンドが有り難いって歳でもないんで…僕も人時くんも…バンドというより黒夢をやってるというか…これからも思い付きで行動して、僕らがかっこいいなと思うことをやります、人時くんとやるかもしれないし、やらないかもしれない」
「人時くんと目が合って、黒夢をやるかもしれないし、黒夢じゃないのをやるかもしれない」
「今日で!無期限に活動を休止します!(裏声)…間違えたw期限はっ!無期限ですっ!(裏声)」(爆笑)
「とか言うのも違うと思うんでwこれからも思い付きで…これしゃべってるのも人時くんに一切言ってないからねw僕ら話し合いしないんでw」
「でもそういうのって素敵だなって」
「もう体力的にできなくなるかもしれないからねw君たちもねwww」
「僕らには当たり前のことができないんです、復活したバンドが歩む王道っていうのは黒夢にはできない…僕は歌もうまくないし」
「でも僕が1番かっこいいんですけど」
「自由です」
「20周年、一応頑張ろう、楽しくやろう…何が待っていても楽しくやろう、今日もいいライブはできてないんですけど…もっといいライブ…そうだな、いっぱいライブをやりたいな」
「愛してます、ただ愛してます…僕らはほかとは違うんです…同じようにはできないけど、ただ愛してます」
と、ミザリー、そして少年へ
少年が終わると
「I love you」
と言い残し、お辞儀をして捌ける2人…ティーダを連想してさらに(/_;)
最後のアンコール、ツアTに着替えてLIKE@ANGEL
サポートの大橋さん、GOさん、K-A-Zさんを中央に集め、K-A-Zさんに飛び付きw、5人で深々と何度もお辞儀をして、ライブが終わりました
スクリーンならアップでよく観えたと思うんですが、ステージ上の清春さんから目を離すことができませんでした
本当にかっこいいのただ一言です